輪講の振り返り(その2)

   2017/09/09

尻切れトンボになっていた輪講の振り返りの続きを書いていきたいと思います。

[友人からのフィードバック] 輪講が終わった後友人にアドバイスやコメントなどを求めたところ、まず第一に言われたのは「数式を出したら何かしらの言及は欲しい」ということでした。

僕が輪講で紹介した論文では数式がたくさん出てくるのですが、それを全部スライドに出したところでさすがに意味はないと思ったため、いくつかピックアップして取り上げました。このときの僕の目的は、論文の流れを感じてもらう、というもので、その数式の意味の解釈は聴衆に求めておらず、したがってあまり深く言及することもしませんでした。

しかし、友人たちからは「数式を出されても眠くなるだけ」「ゴツい数式をいきなり出されたらビビる」などの意見が寄せられ不評でした。そこで、どうすれば良かったかを聞いてみたところ、「式を出したら噛み砕いて意味を説明して欲しい(たとえば各パラメータの意味について説明するとか)」「意味の解釈まで求めていないならそのことを明言して欲しい」とのことでした。数式の取り扱いには注意が必要なようです。

また、プレゼンの中で「いまどこにいるのか」は都度言及したほうが良さそうです。この前の記事にもちらっと書いたような気がしますが、「今からこの話をします」「次にこの話をします」などのようにトピックの切れ目切れ目でそのことについて「宣言」するのが吉なようです。例えば僕の場合は、論文の内容理解のために、発表の冒頭で前提となる考え方について少しまとめて時間を割いたのですが、その始めと終わりで「まずは前提知識について確認をしておきます」「前提知識の話はここで終わりで、次に本題に入ります」などのようにひとこと言っておくのが良かったということになるでしょう(このことは準備の段階では意識していたのですが、本番でしっかり言及できていたかどうかは覚えていません...)。

それから、もうひとつ友達に言われたのは質疑応答についてでした。発表が終わった後に、論文の内容について聴衆からいくつか質問があったのですが、なかにはビシッと答えることができそうもないものもありました。適当なことを言うわけにもいかないので率直に「わからない」と答え、それが誠実な回答だと自分では思っていたのですが、「軟骨魚なりの考えでいいから少し話して欲しかった」というのが友人からの反応でした。

この「自分なりの考えでいいから話す」というのは結構大切らしいです。というのも、後日、とある先生から「卒論審査会での質疑応答に関する心構え」をお聞きする機会があって、その内容は次のようなものでした。
"質疑応答で意図的に学生をいじめて炎上させようとする先生は(ほとんど)いない。教授陣がなにか質問をしたときは、単純に訊きたいから訊いてるだけ。だからあまり身構えず、わからないことは素直にわからないと答えて大丈夫。ただ、そのあとにできるだけ自分なりの意見や考えを話すようにするといい"

というようなこともあったので、素直にわからないと答えるのはそれはそれでいいのですが、それだけで終わるのではなく、自分なりの考えをしっかり述べるのは大切なようです。

だいぶ1回目と2回目の振り返りに間があいてしまいましたが、輪講を通して考えたこと学んだことはこんなところです。これからもプレゼンについてはその都度しっかり自分なりのものを作っていければいいな、と思います。

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